サイト全体からセグメンを取り出す方法

起業家のためのGoogleアナリティクス

前回は「Googleアナリティクスの分析結果をアクションに」と題して、あなたのサイトを改善するポイントは、それぞれの段階でユーザーが脱落していかないように施策を提案して、社内のコンセンサスを取りながら実行へ移していくことにあるというお話をさせていただきました。

今回は、あなたのサイトも予算がついていると思いますが、同時に目標も設定されていることでしょう。

そこで定量的な改善の必要性が認知されれば、具体的な施策を引き出すために仮説を立てるフローになっていくため、サイト全体からセグメンを取り出す方法について共有をさせていただきます。

例を挙げながら進めさせていただきますが、あなたのECサイトがあったとして「2020年4月の売上予算:1000万円」であったとして、この時の売り上げの見通し金額が700~800万円であったのならば、サイトの改善が必要な状況だと判断できると思います。

ECサイトでの売上は「セッション数×コンバージョン率×平均単価」で概算できますので、サイト改善はシンプルにセッション数とコンバージョン率の改善ということになります。

ここで注意しておかなければならないのが、サイト全体のセッション数の合計や、コンバージョン率の平均にフォーカスしていたならば、改善するポイントがずれてしまいますし、仮説が建てられていない以上は適切なアクションも起こせないでしょう。

この記事のまとめ

サイトを改善していくためには、全体の平均から部分=「セグメント」を取り出すところから始める必要があるのです。

ここから、それぞれのセグメントにおけるセッション数やコンバージョン率を確認しながら、セグメントごとに仮説を立てて検証をしながら改善をしていくことになります。

冒頭の図ではユーザーの流入元をセグメントとして取り出しましたが、これとは別に「新規ユーザーとリピーター」「ランディングページ」「地域」などの軸があり、これらのレポートを多角的に分析して仮説を立てます。

この図におけるセグメントでは、自然検索のコンバージョン率が高いのに対して、セッション数が少ないので「自然検索のセッション数を増やせばサイトの改善に大きく効く」という仮説が成り立つのがわかっていただけると思います。

したがって、サイト全体の合計値や平均値は参考になりますが、それだけを見ていても、サイト改善のアクションは立案できないということになります。

さて、次回はもっと具体的な改善すべき要点の見つけ方について共有させていただきたいと思います。