経営者が知らずにスパムを起こさないために知っておきべきこと

起業家のためのGoogle Search Console

前回は「いまさら聞けないっ!「クエリ」、「キーワードトレンド」、「キーワードプランナー」ってなぁ〜に?」と題して、これらをうまく使っていくための方法を解説させていただきました。

今回からは新シリーズ「経営者が知らないでは済まされないスパム」の連載を始めさせていただきます。

スパムって美味しいの?

スパムって私は大好きです。

ランチにはキューバサンドを食べるのがルーチンだったりして、スパムにピクルスとかベーコンを合わせて、バターたっぷりスーパージャンキーフードで午後からのパワーを生み出しています。

でも、このコラムではウェブ上のスパムについての説明になります。

スパムとは不当な方法で検索エンジンの上位に表示させるような行為を指し、サイト運営者でこの言葉を知らない人はいないと思います。

しかし、それを正しく認識しているかとなると別の話になっていて、スパムを正しく理解していないが故に、知らず知らずのうちにスパム行為に加担している場合があるのです。

いくら自分でSEO対策をしているつもりでも、実はスパム行為になっている場合もあるので、ここではまずスパムについての理解を深めていきましょう。

よくあるスパム行為の一つに、気がつかないうちにPageRank Sculpting(ページランク・スカルプティング)をしている場合があって、これは一般的に、リンク先のページへ流れるページランクを意図的に減らして特定のページを上位表示させるSEO対策を指します。

この手法について具体例として挙げられるのが、<nofollow>やrobots.txtを利用することが考えられます。

このために<nofollow>やrobots.txtを利用する行為そのものが悪いと考える向きもありますが、あくまで上位表示をさせる行為そのものであって、具体的な施策を指すものではないのです。

つまり、その目的が上位表示のための施策でなければ、ページランクスカルプティングにはならず、検索ロボットにとってわかりやすい構成にするために、<nofollow>やrobots.txtを利用することは問題ありません。

ここで他にどのようなスパムがあるのかについて確認しましょう。

スパムも時代と共に様々なものが登場し、進化を続けていますが、過去に生まれたスパムが消えてしまうわけではないので、これまでの代表的なスパムなども含めて、どんなスパムがあるのか概要をご紹介します。

代表的なスパム

隠しリンク・隠しテキスト

スタイルシートやstyle属性を使ってHTMLソース上のテキストをブラウザで非表示させる行為を指し、検索エンジンにキーワードをインデックスさせるために、文字と色と背景色を一緒にしたり、display: none;、visibillity: hidden;、text-indent: -9999px;などでスキストを視覚上なくしたり、ディスプレイから外して見えなくさせる行為を指します。

ソーシャルリンクスパム

ソーシャルメディア上で話題になっている場所へ、書き込みをしたり、ブログのコメント欄にリンクを集めるような行為を指します。

クローキング、ステルス、ファントム

検索エンジンと実際に訪問するユーザーとそれぞれ別々のHTMLページを見せようとする行為を指します。

ミラーコンテンツ、重複ページ

内容の似通ったページを量産して複数、もしくは同一キーワードで上位の表示を狙おうとする行為を指します。

キーワードコンテンツ

サイト内・ページ内のテキストやalt属性など、ところ構わずSEO上の重点キーワードを埋め込む行為を指します。

この記事のまとめ

以上のように、代表的なスパムを紹介しましたが、先ほどからも解説してきたように施策そのものがスパムではなく、どういった目的を持って施策をかけているのかが問題となります。

自分たちではスパムのつもりもなかったということもあるかもしれないので、まずは自分のサイトを再確認してみましょう。

そこで次回は、スパムの施策についてどこからがアウトで、どこまでがセーフかを詳しく解説させていただきたいと思います。